男性も検査を
不妊の原因の50%は男性因子です
1年経っても妊娠の兆しがなければ、ご主人も検査を受けましょう
不妊の検査や治療は、ご夫婦の協力で行うことが必要です。
精液の質、精子の質の向上は、妊娠率のアップにつながります。さらに、奥様の治療をより身体的負担の軽いものにすることができる場合があります。
男性の検査
そんなに大変な検査ではありません
男性の検査は次のようなものを行います
*精巣(睾丸)、精巣上体(精子が育つところ)、精管(精子を運ぶ管)などの異常の有無を確認するために陰嚢部分を触診で調べます。
男性不妊には、精巣腫瘍が合併していることがあります
*超音波(エコー)で、お腹の上から精巣や前立腺、精のうの様子を観察します。
*精液検査:院内で容器に出していただき、精子数や運動率などを調べます。
顕微鏡をモニターにつないで、精子をお見せします。ご自分で確認していただけます。
*血液検査で、性機能に関連するホルモンのバランスを調べます。
卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体形成ホルモン(LH)、男性ホルモン(テストステロン)、プロラクチン(PRL)
*必要な場合、染色体検査などを行います。
治療
精液、精子の質の向上を目指します!
検査の結果から、より良い精液にするための治療内容を考えます
*精子数が少なければ、増えるような治療を行います。
*運動率が不良であれば、運動率が上がるような治療を行います。
*精液に炎症があれば、消炎治療を行います。
*精子がいなければ、なんとか精子が出てくるような治療を行います。
より良い精液になれば、顕微授精から体外受精へ、体外受精から人工授精へ、人工授精から自然妊娠へと、女性の治療の身体的負担を軽減することができるかもしれません。
精子が出てくれば、精巣内精子回収術を受ける必要がなくなります。
残念ですが、すべての方に治療効果が得られるわけではありません。
また、治療効果の判定に2〜3か月の時間が必要です。
そのため、奥様の年齢等から早めの婦人科的治療をすすめる方が良い場合があります。
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