熊本県合志市の泌尿器科・婦人科診療所

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子宮頸がん検診を池田クリニックでお受けになっている皆様へ

 地域医療に貢献することは医師としての重要な努めでありますので,平成7年診療所開業直後より,合志町,合志市の子宮頸がん施設検診を受託してきました。しかし,これまで以下のような出来事が繰り返されております。そのたびに,それぞれに申し入れをしましたが,いっこうに改善しないことに憤りを感じております。
 もし今年度中に何らかの改善がなければ,来年度(令和2年度)以降の合志市役所からの子宮頸がん施設検診を受託しない場合があります。
 そのときは,ご迷惑をおかけ致しますが,当院以外の受託施設で検診をお受けくださいますようお願い致します。これまで当院で検診をお受けいただき,ありがとうございました。
 なお,不正出血など,症状がある方の診察・検査は,子宮頸がん検査を含めてこれまで通り行います。また,菊陽町の子宮頸がん施設検診は,今後も受託予定です。

令和元年10月2日 池田クリニック 院長 池田 稔

<合志市長 荒木義行氏について>

#1 ご存じのように荒木氏のご自宅は,当院の向かい側にあります。そのため何回も顔を合わせる機会があるのですが,今まで一度も挨拶がありません。わざわざ挨拶に来てほしいと言っているのではありません。子宮頸がん検診の受託施設であることはご存じなのですから,顔を合わせたときぐらい,「お世話になっています」や「今年もよろしく」なりの一言があっても良いのではないかと思っています。
私が思っていることはご本人にも伝わっています。ところが,朝早く車で自宅に戻られるとき,その姿を診療所の前に立ってじっと見ていても,こちらを見ないようにして自宅に入られます。このようなことは日常茶飯事です。「一緒にやりましょう,頑張りましょう」という気持ちがなければ,良い事業になるはずがありません。合志市の事業協力者に対する態度ではありませんし,良い事業をしようという気持ちも感じられません。

#2 子宮頸がん検診の担当課である健康づくり推進課から日付を修正液で消し,その上に書き直した日付を記した文書が届いたことがあります。修正液を使用したことを指摘すると「すみません」と文書を差し替えました。それが,平成23年3月。以前から,「遡ってこの日付で契約したことにしてください」などやりたい放題でした。その時の健康づくり推進課の課長は,4月から税務課の課長へ異動になりました。その年のある時,税務課の課長に,試しにわざと「市役所は修正液で消して書き直し,相手が指摘するまでそのまま。指摘されてはじめて新しい文書と差し替えてすみませんのみ。なぜ市役所はやってよくて市民はやってはいけないのですか。例えば納付書の納期限を修正液で消し,違う日付にして,指摘されたら“すみません”ですましてよいですか」と言ってみました。すると「やりたければどうぞどんどんしてください。しても無効で督促を出しますから」と自分たちがやっていることを棚に上げての返答でした。「そんなことはしないでください」というものではないかと思うのですが・・・。
その後,市長の荒木氏と話す機会があり,上記のような対応があったことを伝えようと,「市役所は修正液で消して書き直し,相手が指摘するまでそのまま。指摘してはじめて新しい文書と差し替えてすみませんのみ。市役所はやってよくて市民はやってはいけないのですか。」ここまで話したところ,大声で「それは揚げ足取りだ」と話の腰を折り,話を最後まで聴こうとはされませんでした。事情をよく聴いて判断しようとはされなかったのです。

#3 平成30年7月8日合志市役所内で荒木氏とすれ違ったとき,こちらに気づいたような表情の変化があったにもかかわらず,当然何の挨拶もありません。6月議会での荒木氏の発言「ここに入ったらもう最後は棺桶というような施設もあります。」と介護施設を棺桶にたとえた発言に対して,「棺桶と言ったらしいな」と問いかけると,「取り消したから」の一言です。介護度が重い人は,それが重症であればあるほど介護度を改善させることは難しく,最終的には死亡退所になります。それは施設が悪いのではなく,介護職員が手を抜いたわけでもなく,それだけ重度の人の介護をしていると言うことです。重度の人を一所懸命に介護する人たちが働く施設に対して「棺桶」と表現する感覚にびっくりしています。じつは私の父は,死亡退所の多い特別養護老人ホームの施設長を長年しておりました。私の父が馬鹿にされたことと同じと感じています。取り消したからといって決して許されるものではありません。

<健康づくり推進課について>

#1 合志市は“健康都市合志”を掲げて,あたかも“都市としての財政面等での健康”や“各市民の健康”を重要視して,その健全化を目指しているかのように装っています。ところが,その市民の健康を守るための基本である検診事業で,合志市の子宮頸がん検診の受診率は,平成28年度が11.7%,29年度が11.3%,30年度が10.9%です。となりの菊陽町の受診率平成28年度が25.3%,29年度が27.2%,30年度が27.3%と比べ大きな差があります。平成28年度市町村別受診率では,43市町村中ワースト9位(県平均16.2%)の体たらく。本当に市民の健康を思うのであれば,どのようにしたら受診率が上がるのかを考えるべきではないかと思います。このことは数年前より担当課へ申し入れをして,受診率を上げるために協力することを表明していました。ところが,今まで一度も相談をされたことはありません。よりよい事業にしようというやる気も見えなければ,受診率を上げようとする動きもまったく見えないのです。3年間で受診率が上昇している菊陽町と比べても,逆に低下してきている合志市は,決められた検診事業をただ単に行っているだけにすぎないのではないかと感じています。“市民のために”と言いながら,検診をやっているという実績づくりのためだけの検診であれば,その片棒を担ぐ受託をする必要はないと思います。当院はそれ以外のことで地域医療に貢献していこうと思っています(外来診療以外にも当院でできることを行っています。HPをご覧ください)。

#2 今年度市民の皆さんへの検診のお知らせには,子宮頸がん検診の受託施設に当院の名前はありませんでした。この理由は,担当課へ受託の意向を示していても,契約まですすんでいなかったためです。何回か面会を申し込む電話がありましたが,他の要件などで面会ができませんでした。ある日の電話で面会を断ると,突然「今日まで契約がなければ,市民への広報には名前を載せることはできません」と言われました。受託の意向を示しているのですから,「広報の都合で○月○日までに契約してください」と説明があれば,何とか時間を作れたかもしれません。そのような説明がなく突然前述のことを言い出し,そのまま受託施設に当院の名前は記載されませんでした。結局はそれだけのものなのです。「市民のために受託してください」と言いながら,当院が受託施設に入らなくても,それで良いと思っているのです。本当に必要な受託施設と考えているのであれば,事前にきちんと説明して,広報の締切までに契約を終了しようとするはずですが,そうではありませんでした。ここにも,子宮頸がん検診に対する担当課の取り組み方があらわれています。

#3 前述した6月議会での荒木氏の発言「ここに入ったらもう最後は棺桶というような施設もあります。」と介護施設を棺桶にたとえた発言を知ったとき,担当課である高齢者支援課に施設間で良い悪いを比較できる根拠のデータがあるのかを尋ねてみました。ところが,そのようなデータがあることを把握していないということでした。そこで,高齢者支援課や健康づくり推進課の所属する健康福祉部の部長へ荒木氏の発言をどう思うかと尋ねてみました。すると,「ドギャン思うと言われても、答えられる訳がないでしょう。個人的に信頼関係ができていれば別ですけど」という返事でした。池田クリニックの池田ですと名乗り,熊本弁は使用せずに尋ねたのですが,20数年来子宮頸がん施設検診を受託している者に対して,担当課の部長から信頼関係ができていないといわれれば,どうしたらよいのでしょうか。今まで信頼がないところによく頼んできましたねと思いました。なお,このやり取りの内容を市長へ伝えることをこのとき部長は約束しています。

<合志市市議会議員 来海恵子氏について>

#1 「らいかい恵子 議員便り196号」が8,000戸へ配られました。そのなかに平成30年6月議会での市長荒木氏の発言として,次のような内容が記載されていました。
「<前略>高齢者,または健康づくりをキープするという者に対しては,行政から伝えても,多分ピンとこないのではないか。データをしっかりと市民に示して,行政に言われることではなく自分たちのこととして捉える丁寧な見せ方ができないかを民間のグループに相談・検討していただいています。なかには,いいデータと悪いデータがあります。施設のなかでは介護度が逆に軽度になっていく施設もあります。片方では,ここに入ったらもう最後は棺桶というような施設もあります。ただ単に介護保険の利用者として捉えるのではなくて,いいモデルがあれば,そこを参考に施設側にも協力をいただく。<後略>」
議会開催中であれば,発言を削除修正できるので,荒木氏は「片方では,ここに入ったらもう最後は棺桶というような施設もあります。」の部分を議会中に取り消しています。これは,議員便りを読んで当時の健康福祉部長へ内容確認のための電話をして,どのように思うのかを尋ねたことは前述の通りです。部長と市長は高校の同級生ですので,私が言っていることがすぐに市長へ伝わりました。そのため,取り消したのです。取り消したので,議会の会議録にこの部分は残っていません。発言はなかったものになっています。本来なら,まだ確定していない内容を議員便りに記載して配布することはしてはならないことだったのですが,来海議員は議員便りを議会中に8,000戸の各家庭に配ったのです。ただ,市民は取り消されたことを知りませんので,この部分も含めて荒木氏の発言と思っています。来海議員は,議会終了後,当時の議長より厳しく注意をされ,回収するよう言われたそうですが,私の手元には「らいかい恵子 議員便り196号」が残っています。回収に来てはいません。市役所の個室で直接来海議員へ,どうするつもりかを尋ねましたが,返事はなし。約1年後の令和元年8月交通指導中の来海議員へ,「尻ぬぐいはしないのか」と尋ねたら,「もういいでしょ」と感情を露わに反応し,以後音沙汰なし。さらに,この記事はホームページ上でも閲覧できるようになっていましたので,ネット上の回収はほぼ不可能です。やってはいけない事をしておきながら,きちんと後始末をせず知らんふりのようです。

#2 実は,来海議員のホームページ「ふれあい広場」に私のメールが無断で全文公表されていました。平成27年「二度と同じ過ちを犯さないことを誓います」と謝罪してその部分を削除しましたが,平成28年には,中学校の運動会での個人の顔写真を無断でフェイスブックに載せています。個人情報について何も理解していないのではないかと思います。これを見た市民から抗議を受けた議会は,来海議員を厳重注意しています。
私への誓いは結果的に嘘だったことになります。

<合志市市議会議員 吉永健司氏について>

平成31年1月8日議長室で,当時議長であった吉永議員に質問致しました。平成30年6月議会中の市長荒木氏の発言に対して,質問者の突っ込みが不足していたこと,そして,議員の誰一人として「棺桶」発言に疑問を持つ者がいなかったことをスルーしたと言われれば「そうである」と認めました。言い換えると,議会中の質問者の質問はうわべだけの軽いものであり,議員は発言を真剣に聞いていないことを認めたのです。その後「いいデータと悪いデータがあります。施設のなかでは介護度が逆に軽度になっていく施設もあります。片方では,ここに入ったらもう最後は棺桶というような施設もあります。」の発言はどのようなデータが元になっているのかを尋ねると,「根拠のデータを確かめて知らせる」と確かに約束がありました。しかし,その後約束がどうなったかを再三メールで尋ねても,完全に無視を続けています。吉永議員は,議長として議長室で一市民の疑問に答えると約束して,それを守りませんでした。

<合志市市議会議員 坂本武人氏について>

市民が議長室で議長に議会の内容について質問し,その回答を約束しておきながら無視したことについて,新議長である坂本議員に議長としての考えを問い合わせました。そのときは,議会に集中するという理由で7月8日以降に連絡するとしながら,その後連絡がありませんでした。議会事務局に問い合わせた後にやっと7月8日より26日遅れて8月3日に届いた内容に,公務で遅れたという後付けの理由が新たに付け加えられていました。約束しながら26日間も連絡せず無視しておいたあげくの後付の理由でした。坂本議員は,いい加減な対応を言い訳で誤魔化そうとしました。

このように議員は市民の声を聞こうとせず,声に応えようとせず,平気でその場をしのぐ嘘をつく人であるということのようです。
このような人たちが市民の代表であることを恥ずかしく思いますし,このような人たちが行政をチェックできるはずがないと考えています。

合志市役所は,「一緒に良い事業にしましょう」という気持ちもなければ,事業協力者に対して敬意のかけらもありません。市長の荒木氏を筆頭とする市役所職員の言動が物語っています。さらに,それをチェックする立場の議員の言動がこのようなお粗末なものです。このままであれば,この人たちと一緒の仕事はお断りする予定です。